脇の黒ずみは衣類の擦れでもできる？

更新日： 2017/03/15

脇の黒ずみで悩んでいる方は多くいますが、その黒ずみの原因についてはよく分かっていない方も多くいます。

黒ずみというと紫外線などで生じるイメージがありますが、実は紫外線だけでなく衣類の擦れも原因となっているのです。

確かに脇は紫外線が当たりにくい箇所となっています。

では、なぜ擦れるだけで黒くなってしまうのかというと、擦れも紫外線同様に肌への刺激となってしまうからです。

脇の黒ずみの原因は肌が刺激を受けたことに対して、防御反応としてメラノサイトが反応してメラニン色素を生成してしまうからです。
そしてメラニン色素は角質に沈着することにより黒ずみとなってしまうのです。

肌のターンオーバーが正常なら、色素沈着した角質は次第に剥がれ落ちるため、黒ずみにはなりません。

しかし、刺激を受けやすい弱い肌の場合、ターンオーバーが低下している場合が多くあります。
すると色素沈着した角質が肌表面に残ってしまい、なかなか改善できなくなってしまうのです。

このように脇の黒ずみは衣類の擦れも関係しています。
予防・改善するためには、このような擦れを防ぐことも必要です。

そのためにはサイズがきちんとあった衣類を着ることが必要です。

また、ムレによる雑菌繁殖なども刺激となってしまうので、常に清潔にするよう心がけることも必要です。

そして刺激を受けにくいよう、常日頃から保湿クリームなどで保湿ケアをして肌の乾燥を防ぐことも有効です。